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「八代」と「台湾」を結ぶ初の国際定期コンテナ航路就航!

2021年1月8日(金曜日)から週1便寄港予定

愛媛オーシャン・ライン(株)(愛媛県松山市)が「熊本県、八代市をはじめ、地元の荷主の皆様から“輸出入貨物は近くの港から出し入れしたい”」というご要望に応える為、八代港と台湾間を結ぶ国際定期コンテナ航路を開設されました。また、「豪雨災害の復興に貢献したい」という思いから、既存航路の見直しを行うタイミングで八代港を寄港地の一つに追加されました。新たな航路には、コンテナ船を2隻投入されるサービスで、八代港から台湾・基隆港や台中港まで輸出する場合は、積み替えなしで所要日数わずか3日で輸送することが可能となりました。現在、八代港からは多くの熊本県産材が輸出されていますが、今回の航路が加わることで、県内事業者の輸送コストも大幅に削減できることが期待されています。熊本県は「林業の盛んな人吉・球磨地域の復興にもつながる。また、これまでは台湾向けの輸出は九州北部港に集中していたが、県内に加え隣県の宮崎、鹿児島の需要も取り込んでいきたい。」と話しています。さらに八代市は「台湾の基隆市と友好交流協定を2018年に締結しており、今回の航路がつながることで、産業、経済、文化交流等が益々促進していくことを期待しております。」と話しています。八代港では、現在、韓国・釜山航路が週3便開設されており、台湾航路が就航すれば、国際定期コンテナ航路数が週4便へと拡充されます。台湾航路の第一便は、2021年1月8日(金)を予定されています。