植柳漁港の恵比須金比羅様はいずこより？

昨年の九州豪雨の日から数日後、八代市鼠蔵町の植柳漁港の堤防に一枚の木札（もくさつ）が打ち上げられました。1メートル以上もあるこの大きな木札には「恵比須金比羅」という文字が書かれており、現在地元の漁師さんのもとで保管されています。保管されている漁師さんによると、粗末に扱うわけにもいかず、出来れば元あった場所か持ち主のもとに返してあげたいとのことですが、これまでのＳＮＳなどでの呼びかけでも情報がなく大変心配されています。市内にある神社の宮司さんにお聞きしたところ恵比須金比羅様は漁業に携わる方々が祀られていることが多く、もしかしたら漁船などに掲げられていたものかもしれないとのことでした。また、持ち主が見つからないようであれば、神社でお焚き上げしてくださるそうですが、もうしばらくは鼠蔵町の漁師さんのもとで保管して下さるそうなので、心当たりの方はＮＡＩＮＡＩ編集部までご連絡ください。