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地震と豪雨復興へ思い繋ぐ聖火リレー

東京2020オリンピック聖火リレー・セレブレーション

2日間にわたり熊本県内を巡った聖火リレー。その1日目となった5月5日(祝)、聖火リレーは昨年7月の豪雨被害を受けた人吉市など5市を巡り、この日の最終地でありセレブレーション会場となった八代市の「桜十字ホールやつしろ」(やつしろハーモニーホール)に到着しました。最終ランナーを務めたバドミントンの元五輪選手・陣内貴美子さんが会場に到着すると、会場を訪れていた市民から沢山の拍手が起こり、陣内さんもそれに応えるように笑顔で手を振りながらゆっくりと会場内を駆け抜けました。その後、蒲島熊本県県知事、中村八代市市長、歌手の八代亜紀さん、くまモンも出席した到着セレモニーでは、陣内さんは「オリンピックに出たとき、八代の皆さんに背中を押してもらいました。聖火ランナーを務めることをすごく迷いましたが、唯一恩返しできる場だと思い走りました」と目に涙を浮かべながら話しました。またこの日のセレブレーションのオープニングプログラムとして、秀岳館高等学校雅太鼓部や白百合学園高等学校吹奏楽部の演奏などが行なわれたほか、協賛企業のブースなども開かれ、会場を訪れた人々を楽しませました。