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泉町の金海山釈迦院の仏像が 約250年ぶりに修復

開眼法要に一目見ようと多くの参拝者が訪れました

泉町の金海山釈迦院に祀られている木造の前立釈迦如来立像をはじめとする仏壇が約250年ぶりに修復され、11月8日(月)に開眼法要が営まれました。釈迦院は泉町と美里町の境に位置しており、西の高野山と呼ばれる1200年以上の歴史がある天台宗の寺院で、信仰すれば、長わずらいすることがないとの事で「ぽっくり寺」とも呼ばれています。室町時代のものとされる釈迦如来立像などの傷みがひどかったため、寄付を集めるなどして京都の仏師に依頼し修復されました。開眼法要では、仏壇を覆っていた幕が外され、美しく金色に輝く仏像と厨子が参拝客にお披露目されました。また、秀岳館高校和太鼓部による奉納演奏も行われました。