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八代市のお菓子として「薏苡仁糖」。優良ふるさと食品中央コンクール 農林水産大臣官房長賞受賞を八代市長に表敬訪問

関係者ら9名で完成までの経緯を報告

昨年、東京で開かれた、令和3年度優良ふるさと食品中央コンクールで農林水産大臣官房長賞を受賞した「薏苡仁糖」。その受賞報告として八代市長への表敬訪問が、3月10日(木)に八代市役所3階市長応接室にて行なわれました。八代市役所を訪れたのは、「薏苡仁糖」の原材料となる、はとむぎ栽培、お菓子の製造を手掛ける「肥後はとむぎ会 日月亭」代表の柳口弘美氏、西田精麦株式会社 代表取締役社長 西田啓吾氏、熊本農業高等学校 宮崎幹生氏、熊本高等専門学校八代キャンパス 宮本憲隆氏、八代工業高等学校 梅田龍一氏、熊本県アグリビジネス課 課長補佐 永野千佳氏ら9名。報告会では、「薏苡仁糖」が、バックグラウンドが異なるさまざまな相手(今回は農家、企業、学校など)と目的を共有し、それらが連携することが必要であるとされる地域社会の活性化をめざす「地方創生SDGs」の成功事例となった点が挙げられ、中村市長も「この様な取り組みを市でも出来る限り支援していきたい」と、今後も行政と民間の連携が必要不可欠であると述べました。更に出席者らは「薏苡仁糖」が新たな八代の銘菓として国内はもとより世界中で認知されるように取組んでいかなければならないと市長の言葉を受け今後の協力を約束しました。