八代市では5品目が登録

1月15日（月）八代市役所多目的ホールにて、「GI（地理的表示）×ツーリズム」シンポジウムin八代が開催されました。GI（地理的表示）とは、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特製を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度。農林水産省が始めた地理的表示（GI）保護制度は今年、10年目に入りました。八代市では、平成28年から、GIへの登録を進めており、糖度が8度以上ある甘みが強い「くまもと塩トマト」、世界最大の柑橘類としてギネス記録を持つ「八代特産晩白柚」、日本の伝統・文化である畳の原料の「くまもと県産い草」と「くまもと県産い草畳表」、約100年続く「八代生姜」の５品目が登録されています。これは、全国の市町村でも最も多くのGI登録品数です。当日は、八代市での活用事例の紹介や有識者によるパネルディスカッションが行われ、活用に向けて多くの意見が出されました。